こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
ロングトーンって本当に難しいですよね。
伸びのある声で歌いたいのに、だんだん喉が締まってきてしまったり、録音してみたら思ったより音が下がって締まっていたりします。
この生徒さんの練習中の曲もロングトーンが一つの見せ場となる曲です。
今日はロングトーンのコツを書いていこうと思います。
ロングトーンはなぜ難しいのか?
それは、声と言うものは「勝手に伸びていかないもの」だからだと思います。
プロのロングトーンは軽やかにどこまでも伸びていく感じがします。
実はそれをイメージしてチャレンジすると失敗しやすいのです。
なぜなら、声は勝手に伸びていかないからなのです。
ではどうすれば良いのでしょうか?
ロングトーンのコツはこれです。
「瞬間瞬間を集中して、伸びていくと言うより出し続けていくもの」
出した声を伸ばしていくのではない。
何度も何度も出し続けて線にしていく感じです。
そうすることで、音量や響きを保つことが出来ます。
それが連なった時、聴き手には伸びていくような歌声と認識されるのです。
そして、もう一つ。
発声の瞬間がとても大事になります。
出し続けるにしても、やはり出だしで喉が締まるとその後の修正はなかなか難易度が高い。
なので、出だしの発声はすごく重要になります。
どの子音、母音なのか、音程的に顔のどこに響かせれば良いのか、下から入るのか上から入るのか直線的に入るのか。
ロングトーンの出だしはそんなところを考えると、良くなりますよ。
ロングトーンに関しては私の動画がありますので、気になる方は是非見て下さい。
あ、出来ましたら、YOUTUBEの高評価、チャンネル登録よろしくお願いします。笑
それでは!
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
青木