喉がイガイガした時に!喉のケアの3つのやり方を紹介

歌い過ぎたり大きな声を出し続けると、喉がイガイガしたり声がかすれてしまいます。そこで今回は、喉がイガイガしてしまった時の喉のケアのやり方を紹介します。良かれと思ってやってたことが余計に喉を痛めることもあるので、正しい知識を習得しましょう。

目次

喉がイガイガする原因は気管支の炎症

歌い過ぎて喉がイガイガした時は、気管支が炎症しています。炎症してしまう原因は「喉声」です。喉声とは、本来発声には必要ない首や顎の筋肉を使い、喉を締めて発声してしまうことです。

喉が締まると気管支もこすれて炎症を起こします。これが喉がイガイガしたり声がかすれる原因となります。

発声が良ければ喉は痛まない

歌う時に正しい発声さえできていれば、喉が痛くなるのを防ぐことができます。喉が痛くなってから治すよりも、そうならないようにする方がはるかに安全です。

ボイストレーニングを習っている方にも「すぐ喉が痛くなるんです」という方は多いですが、発声をちゃんとすることで、1〜3ヶ月の間にほとんどの方が喉を痛めなくなります。

歌う時の正しい発声のやり方については以下の記事で紹介していますのでチェックしてみてください。

イガイガしてしまった時の喉のケア3つ

ここからは、喉がイガイガしてしまった時のケアのやり方を紹介します。これを行うことで喉の治りを早くすることができます。

喉のケア1:低音域を優しく出す

無理のない大きさの声であなたにとって低めの声を出してください。音程は変えずに、ゆっくりで大丈夫です。低音を出すと声帯は緩みます。これで、余計な筋肉を使って固まってしまった首全体の筋肉をほぐしてくれます。

喉のケア2:低音域をハミングで出す

風邪などもそうですが、身体の機能は乾燥により低下します。喉の湿度を上げることで修復機能を高めましょう。

そのために有効なのがハミングです。ハミングとは口を閉じて「んー」と発声する方法です。自分が加湿器になったつもりで、喉に蒸気を溜めるようなイメージで行うと良いです。これも低音でやると効果的です。

喉のケア3:タングドリルを低音域で行う

タングドリルとは「巻き舌」のことです。もし、できない方は他のケアでも十分に対応できるのでやらずに大丈夫です。
タングドリルができる方は首に手を当てながらやってみてください。そうすると首全体が細かく振動しているのが分かるはずです。これで、固まってしまった首や顎の筋肉をほぐすことができます。これも低音域で行いましょう。

できるだけ安静にしよう

上記のケアをただ長くやればいいわけではありません。筋肉のリラックスと喉の湿度の上昇ができたら、身体が早く修復してくれるように安静にすることが大切です。一通りケアが終わったら、無理に歌ったり喋ったりせず、喉を休めましょう。

まとめ

一番いいのは喉がイガイガしない発声を身につけることですが、もしイガイガしてしまった場合は首・喉・顎をリラックスさせて、修復しやすい状態を作り安静にするのが一番早く治る方法です。

歌だけでなく、喋り過ぎてしまった時にもぜひやってみてください。

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