ピアノを7歳の頃からはじめ、10年ほど前には仕事仲間同士で軽音部を結成。イラストレーターとして活躍しながら、今もバンドを組みロックに挑戦中の柿田さんにお話を伺いました。
どうせ何かやるなら好きな事をやりたいなと
ボイストレーニングを始めたきっかけを教えてください
前、運動のためにボクササイズに通ってたんですけどそこが閉店しちゃいまして。でも仕事してても全然身体動かないんで(笑)。ジムでもいいから、その時はなんか身体を動かさないとやばいなって思って。家が阿佐ヶ谷の方なので、吉祥寺の方で探したんですけど・・結局考えてみたら、自分って身体動かすの好きじゃなくて(笑)。ボクササイズも義務で行ってたような感じだったんですよね。
で、どうせ何かやるなら好きな事をやりたいなと。ボイトレだったら楽しそうかなっていうのと、ちょうどバンドで自分がピアノボーカルをやることになったんですよ。ただ、歌う知識はないし、思ったように声がでない。「ピアノをしっかり練習しても、自分の歌が台無しにしてるんじゃないか」って。それで、気持ちよく歌えるようになりたいと思いましたね。
チップルを選んだポイントはなんでしたか?
色々あるにはあるんですけど、一個は不純って言うか(笑)。バンドが吉祥寺にある『SOUND STUDIO NOAH』っていう音楽スタジオで練習してたんですけど、チップルのホームページをみたら、まさにそこでレッスンを受けられるってことで。バンド練習の前にボイトレできるし便利だなって(笑)。それで体験レッスンを受けたんですけどホントに気さくに教えてくださって、腹式呼吸のやり方だったり自身が何にも知らなかったと実感しましたね。
歌への意識が高まった
柿田さんから見た、チップルの魅力はなんでしょうか?
スタジオレッスンなので、自身の生活サイクルにあった場所でできますし、若い人がギターしょって出入りする姿とか他の練習の人の姿をみるのもなんとなくいい刺激になりますね。
グループレッスンはしたことないのであれですけど、自分の「こういう風になりたいな」だったり、苦手な所のコツをみっちり教えてくれることですね。例えば、「今日は前回出たキーからここまで上がった」とか細かく比較をしてくれるところなんかは、成長を実感できるし、自分に合ってますね。
レッスンを受けていて自身の変化は感じますか?
やっぱり歌への意識が高まったっていうか、普通に聴いてても「あ、ここでエッジボイスなんだ」とか「あーここでファルセットね」みたいな聴き方ができるようになりましたね。プロがさりげなくやっているテクニックとか歌のスゴさを感じます。音楽をより味わえる様になりました。
それにチップルはライブとかのイベントもあって、なかなか知らない人たちと音楽をする機会は無いので。音楽が好きな人どうしが集まれるのは魅力的だし仲間もできましたね。
ライブはステージで歌ってみていかがでした?
チップルに入った当初は、まさか自分がボーカルでステージに立つなんて夢にも思わなかったです。バンドではキーボード担当だし。絶対に無理って思ってたんですけど、やれちゃいましたね。
レッスンを受けているうちに、やってみようと自信がついたんだと思います。自身がボーカリストとしてステージに立てたことはとても貴重な経験だし、プロの方が演奏してくださるなんて普通無いですし。歌を練習してても普段発表する場が無いので、歌うことへのモチベーションになってますね。
やってみたらいろいろ開ける
最後に今後の目標について教えてください
そうですね・・ロックを歌えるようになりたいですね。エッジボイスがまだできなくて、あれができればって思います。たまにカラオケ行って演歌を歌うと楽に歌えて「どうだ!」って気持ちになれるのに、なんでバンドだとこの気持ちになれないんだろう・・って。やっぱりロックも気持ち入れないと歌えないんだなと。ジャズとか演歌とか自分の得意分野の良い所を伸ばしつつ、バンドで気持ちよく歌えない、そのなんでだろうに向き合って、ロックだってリラックスして歌えるようになりたいなと思います。