こんにちは!
ボイストレーナーの小宮山です!
早速ですが!
みなさんはレッスンで取り組む曲、色んな曲がありますよね!
その中でも、自分以外のアーティストさんの作った曲がやはり多いのではないでしょうか!
流行りの曲はもちろん、懐かしの曲、思い出の曲
私もレッスンを通して、いろんな曲を知ることができて嬉しいですし、それがこの仕事の楽しみの一つだとも思っています^^
さてさて
曲に取り組む際、基本的にはまず、その曲を歌っているアーティストさんに寄せて行くことが多いです!
こんなテクニックを使っているよね〜なんて話をしたり、一つ一つ生徒さんと一緒に聞きながら、レッスンで確認していきます!
ここはこうやっているから、これをやってください! でもいいのですが、自分の耳で聞いて気づくことがとても大事
テクニックの他に、個々のクセだったり、いっぱい気づくことがたくさんあります!
でもでも、極論ですが
歌だけでなく、音楽に正解ってないと思うのです
もちろん、間違えずに演奏をするために練習をしたり、楽曲の理解を深めるために理論を学んだりしますが、表現はとっても自由です!
私はもともとクラシック出身なのですが
クラシックの楽譜には、強弱記号(フォルテ・ピアノ)、表現記号など、作曲家が意図してつけた記号がついています
演奏者はそれを守りますが、守った上で演奏者の個性を発揮します
同じ曲でも、弾き手によって印象が違うのは、とっても面白いです!
同じように、ポップスやロックの歌でも、演奏者の個性を表現できるのが『カバー』なのではないかと、私は思います!
カバーをする上で、私が大切にしていること を、ひとつ上げるとしたら
それは、『自分の良さを自分で理解してあげること』
自分の良いところを見つけるのって案外難しいですが、どんな歌い方が自分にあっているか、逆に何がもっと欲しいのかに気づくことができます!
以前レッスンの時に、
「この部分、原曲では盛り上がりますが、自分はすこし落として歌いたいです!」
という生徒さんがいらっしゃったのですが、私的にぜんぜん!!!!OKです!
むしろ、そういうアイデアや考えを、私は大切にしたいです!
それは立派なカバーであると思いますし、歌詞をよくお読みになる生徒さんならではの個性です
別の生徒さんでは、もともとアップテンポの曲を、テンポを落としバラードVer.にして表現する という練習をしたこともありました^^
テンポを落とすことにより、細かいニュアンスも格段に表現しやすくなります!
長くなりましたが!
ある程度、歌うことには随分慣れてきたな〜 って方は、ぜひカバーに挑戦してみてください!
それでは!^^
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
小宮山