こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
さあ、TIPPLE LIVEが近づいてまいりました。
今回も楽しみなラインナップになっております。
この生徒さんは今回、ギターボーカルの曲が1曲ありまして、そのレッスンも進めております。
今日はライブ前、最後のレッスンだったのですが、グルーヴがなかなか出ないと言うことでそこを詰めるレッスンをしました。
今日はそんなお話。
ギターボーカル、まあ最近はギタボと言いますが、ギタボはなかなか難しい。
やはり指板が見えないので弾きにくいこと、歌とギターと頭がごっちゃになってしまうこと。
この2点はとくに難しいです。
そんな時はどうしたら良いのか。
私も昔よく言われていたことがあります。
それは、「まだ歌がギターの邪魔してるね」
です。
これは本当によく言われました。
歌だけでなく、ギターも弾くんだからそりゃあ邪魔にもなるだろうって思うかもしれません。
しかし、しっかり出来るようになるとギターがあった方が歌いやすくなるのです。
これは本当です。
ノリの良い曲を突っ立って歌うより、身体を揺らしながら歌う方が歌いやすいと思います。
そんな感覚に近いです。
そこにいくには、いくつかクリアしなければならないことがあるのですが、その一つにこれが言えます。
ギターだからと手でリズムを取るのではなく、歌だからと声でリズムを取るのではない。
基本は胸(首って方も多い)でリズムを取る。
そのリズムから手が動く、声が出る。
この感覚は少し難しいのですが、一回覚えれば掴めると思います。
これが出来ると、例えばギターをミスしてしまっても、大元の胸のリズムが崩壊しない限りブレません。
歌に関しても同じです。
そして、ギターと歌の一体感が顕著に表れてきます。
ここまで来るとギタボだなって感じにグッと近づくと思います。
ピアノでも他の楽器でもそうです。
もし、楽器を弾きながら歌うことにつまづいている方がいましたら、このリズムの取り方にチャレンジしてみて下さい。
ブレない安心感が手に入りますよ。
それでは!
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
青木