こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
昨日はやたら寒かったですが、大丈夫でしたか?
雪もびっくりでしたよね。
今日は少し暖かくなりましたが、一番暖かいコートで出ております。
誰かが言ってましたが、桜が咲くくらいの時期はこういうグッと寒くなる日があるから注意と言っていて。
あー、確かにそういう日がある年って多いなって思いました。
と言うことで、色々気をつけなきゃで大変ですが、寒暖差にもお気をつけ下さい。
さて、それでも春はもうそこまで、レッスンも楽しく続いております。
今回は歌がレベルアップするまでの過程を書いていこうと思います。
独学で練習されてる方の悩み、自分って本当にこれ以上上手くなるの?ってところもあると思いますので。
もちろんレッスンの内容はTIPPLEだけではなく、ボイストレーナーによって本当に様々です。
ですが、私は大まかですが、このカリキュラムで進めていくことで、成長してもらってます。
まずは何より、発声の修正、向上です。
大体の方は発声自体に問題があります。
歌っていて喉が痛くなるなどは良い例ですね。
その場合は、必ずやってはいけない発声をしているものです。
最初は大きなところから直しますが、発声はかなり細かいところまで直していく必要があります。
また、直りましたら、その向上も必要です。
基礎体力がないといくら発声が綺麗でも、音域が伸びたり、音圧が上がってくれません。
ボイストレーニングを始めて最初の方は、ここを重点的にやります。
歌唱指導にしてもここに注目してレッスンしていきます。
そして、ある程度発声がしっかりしてきたら、レッスンの内容や、特に歌唱指導の内容がドンと変わります。
発声をどうするかだけではなく、細かな歌い回し、歌の中で使われている技術、抑揚など、最初こっちに歌唱指導が変わった時はビックリされる方も多いです。
ちょうどこの生徒さんもここに入ってきております。
ここからが面白いんですよね、歌って。
表現の部分に入ってくると、無限の可能性を感じます。
同じテクニックを使っても歌のニュアンスは毎日変わります。
その中で、勉強もしつつ生徒さんの一番良いところを引き出すのが、ボイストレーナーの仕事であり、楽しみです。
ただ、やはりこの手順をすっ飛ばしてしまうと、やりたい表現がなかなか出来なかったり、喉を痛めたりします。
ですので、私はこの方向性でカリキュラムを組むのです。
そうすることで、遠回りに見える方もいるかもしれませんが、実は一番近道なのです。
あー、こんな風に進めていくんだなって想像してもらえましたら幸いです。
それでは!
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
青木