こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
オンラインレッスンが続いております。
オンラインレッスン面白いですねえ。
お宅訪問してる気分です。
何が違うって、犬に触れないことです。
いやいや、かわいすぎ。
さて、ボーカルを車だと仮定して本日はお話をしましょう。
フェラーリでも、キャデラックも、キューブでも(適当)
スペックにどんな差があっても一貫して必要なものがあります。
今日はそんなお話。
ボイストレーニングとは、自分の車のグレードアップ(カスタム)に似ています。
新しい車を買うことは出来ません。
生まれつき共にする世界で一台のあなただけの車です。
その車を少しずつグレードアップさせていくのです。
しかし、どんな車でもこれがないと走れないものがあります。
それはなんでしょうか?
そう「ガソリン」です。
どんな性能の良い車もガソリンがなければそのスペックを発揮するどころか走れません。
では、ボーカルにとってのガソリンとはなんでしょうか?
当たり前のことですが、大事なことです。
ボーカルのガソリンは「呼気圧」です。
息の量って思ってくれて構いません。
そうです。
どんな歌がグレードアップしても呼気圧がなければ歌は続きません。
最初はみんなやるのですが、どうしても疎かになりがちな練習。
それが「呼気圧」を上げるトレーニング。
腹式呼吸が絶対とは言いませんが、やはり私は歌に対して有効だと思っております。
そして、腹式呼吸は習得したら終わりではありません。
大切なのは、なぜ腹式呼吸を習得するかです。
それは「呼気圧」を高めるためです。
では腹式呼吸を習得して、更に高めるにはどうしたら宜しいでしょうか?
それは、インナーマッスル(内蔵筋)を鍛えることです。
それは、地道ですがとても大切なことです。
今回の生徒さんも目標まであとちょっとなのです。
本当に成長しました。
あと1歩に届くためにはテクニックではありません。
ガソリン=呼気圧なのです。
もうちょいです。
もうちょい。
頑張りましょう。
それでは!
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
青木