こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
本日もお疲れ様でした。
明日はお休みですー。
とは言え、ゲームにかまけて溜めてた仕事が、、
はい、片付ける日にします。
突然ですが、声が出る仕組みって分かりますか?
声は何かと何かの連動により出るのです。
今回はその仕組みと、それゆえの課題のお話です。
声の出る仕組み、なんて言うと難しそうですが、仕組みはとても簡単です。
言われたら、そうだよねって言う方も多いと思います。
声の出る仕組みとは「声帯の振動」です。
はい、結構知ってるよって方多いと思います。
そうです。
声は声帯が振動することにより起きます。
ギターと一緒ですね。
ただし、ここがポイントです。
冒頭で声が出る仕組みとは「何かと何かの連動」と言いました。
声帯の振動とは何と何の連動なのでしょうか?
それは「声帯の運動と息の連動」です。
声帯そのものだけでは振動は出来ないのです。
声帯が出来るのは声帯の開閉や伸びたり緩んだりなのです。
そこに息が当たると振動して声が出るのです。
ですので、どんな声が出るかは声帯の動きと息のバランスによって決まります。
この生徒さんの課題はここになります。
このバランスが上手く変えられず抑揚がつかないのです。
ひそひそ声で喋ると息混じりの声になりますよね。
あれでは少し息が多すぎます。
しかし、もう少し息を少なくしようとすると、今度は一気に息がなくなります。
これは柔軟にバランスを変えられないからです。
これが出来るようになると、歌の抑揚に大きく繋がります。
バランスを変えてその日の気分で抑揚を付けれるようになると、とても楽しいのです。
これを習得すべく息量多めの歌で練習中です。
一種のウィスパーボイスってやつです。
最初は本当に入らなかった息が入るようになってきてます。
歌に人間味が出ますし、ビブラートなどのテクニックも滑らかになります。
声にバランスよく息を入れることってメリットだらけなのです。
せっかくなので自分の声のバランスもってどうかなって思って、聴いてみてください。
自分の声の特徴に気付けるかもしれませんよ。
そして、このバランスは練習で変えることが出来るのです。
それでは!
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
青木