変拍子にはボーカルもしっかりした対応が必要です!

こんにちは!

ボイストレーナーの青木です。

「!」これ付けるのが好きな私が、最近のブログに付いていないのです。

これには裏事情があります。

インスタにもTIPPLEのアカウントがあり、そこにもブログ達を載せているのですが、インスタは「!」を付けると行変換してくれないのです。

しかし最近、行変換の対象になっているのです。

この分なら使えますかな!!

 

さて、この生徒さん、初めての難関にチャレンジ中です。

このブログで、こんな音楽もあるんだなあって知ってもらえたら嬉しいです。

もしかしたら、あなたが歌いにくいって思ってた曲、これが原因かも。

 

そもそもこの生徒さん、いつも難しい曲をもってくるんですけどね。

ただ、今回はこんな悩みがありました。

なんか歌い辛い

曲を聴いてみると、レッスンで持ってきた中で、初めての課題が入っている曲でした。

それは、「変拍子」です。

 

最近はポップスにもよく、聴くようになりました。

拍子とは曲によって違います。

ただ、とても多い拍子があります。

4/4拍子です。(よんぶんのよんびょうし)

あまり覚えなくて良いですが、1小節に4分音符が4つ入るよって拍子です。

はい、ここでは覚えなくて良いです。

よく「ワンツースリーフォー」って言いますよね。

アレです。

 

曲はだいたい、決まった拍子が1曲通じて続くものが多いのですが、曲の中で拍子が変わるものもあります。

それを「変拍子」と呼びます。

 

今回の曲は正に「変拍子」の曲です。

曲はここではまだ紹介出来ないのですが、簡単に説明します。

Aメロは4/4。

Bメロは3/4から、2/4を1小節挟んで4/4

サビは4/4ですが、裏で取るところと表で取るところが明確に分かれている。

Cメロは3/4からの5/4からの4/4です。

 

「変拍子」を伝えたく、分からない人が出てくるのを承知で書きました。

こんな感じで1曲の間にどんどん小節が変わるのです。

歌い辛いはずです。

 

そして、大切なのはここです。

もし変拍子だったとしても、歌に合わせればわざわざ拍子を理解しなくても歌えるんじゃないの?

 

これは、はっきりと言いますが違います。

違うと言い切る理由は大きく2つあります。

拍子によって言葉のアクセントが違ってくる

ボーカルがリズムを出せていないのと等しい

この2つです。

 

拍子を理解すると歌の抑揚やアクセントがまるで違ってきます。

これが出来ていないことになってしまいます。

 

そして、ボーカルが自らリズムを出せていないと言うことになります。

バンドやオケに乗っかったボーカルはどうしても、ノリがなく、平坦な歌になってしまいます。

なので、拍子を理解することはボーカルには必須項目なのです。

 

ただし、ご安心下さい。

レッスンではしっかり分かりやすくレクチャーしますよ!

 

せっかくなので、この記事読んで拍子に興味がありましたら、あなたの歌ってる歌の拍子を調べてみると面白いかもですよ。

だいたい4/4拍子の「ワンツースリーフォー」か3/4拍子の「ワンツースリー」のどちらかで当てはまります。(最近6/8も増えてます)

 

そして、ちゃんと取れているにも関わらず途中でズレてしまったら「変拍子」かもしれませんよ。

 

ちなみに、変拍子を多用したロックを「マスロック」と言います。

最近増えてきた気がします。

 

それでは!

吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE

青木

 

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この記事を書いた人

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