こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
今日はほぼ休みでした。
溜まってた仕事も片付けつつ、、
だいぶやってしまいました、ドラゴンクエストⅤ。
いや楽しいですね。
ゲームも楽しいですが、やはり童心に帰ると言いますか。
小さい頃って今よりずっと目の前だけを見ていたなって思います。
「今やれることをしっかりやる」が信条ですが、それでも到底叶わないません。
良い時代でした。
さて、本日の生徒さんはホイッスルボイスにも焦点を当ててレッスン中です。
ホイッスルボイスって聞き馴染みのない方もいると思います。
知らないって方、ぜひ読んでみてください。
ちょっと説明なんかもしてみようと思います。
ホイッスルボイスとは、文字通りホイッスルのように鳴らす発声法です。
ホイッスルって物資と物質が近いけれども、くっ付いていない状態のところへ鋭い空気が送られると振動して音が鳴ります。
難しく書きましたが、すきま風や口笛なんかも同じ原理ですよね。
管楽器全般、ハーモニカなんかも同じ原理です。
では、ホイッスルボイスは何と何が近いのか。
それは、声帯と声帯です。
声帯が閉じきらず、ギリギリのところまで寄せて、そこに息が流れる。
するとホイッスルボイスは出ます。
ファルセット(裏声)とは全然違う音です。
そうです、声と言うより音です。
あまり頻繁に見る技術ではありませんが、気になる方はMISIAの「包み込むように」を聴いてみると良いですよ。
開始5秒でホイッスルボイスが登場します。
「包み込むように」は確かデビュー曲なので、MISIAのデビュー第一声はホイッスルボイスだったってことになりますね。
恐ろしいです。
1時間のレッスンでずっとホイッスルボイスやることはありません。
特殊な声なので。
ですが、毎回少しずつやってます。
前回初めてhihihiCと言う恐ろしく高い音域が初めて出ました。
これ、なかなか出ないですからね。
素晴らしいです。
ちなみに私が担当してる生徒さんの中の最高音域はhihihiE。
言うなれば「Let it go」の「なにもこわくない」の「な」や「く」がD#です。
それの2オクターブと半音上ですから、恐ろしく高いです。
そんな、音域での発声を可能にするのが、このホイッスルボイスなのです。
なんか、人間ってすごいですね。。
それでは!
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
青木