
こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
TIPPLEのオンラインレッスンは、ZOOMもSKYPEも対応になりました。
先月から、TIPPLEには奈良県からオンラインレッスン受けている生徒さんがいます。
オンラインだからこそのご縁、これは素晴らしいことです。
この写真のように背景を変えられるのも、お部屋を見せたくない方にもいいなって思いました。
そして、オンラインレッスン始めて1ヶ月半。
オンラインレッスンとして確立してきましたので、これからも引き続きオンラインレッスンの受付もしていこうと思います。
現在は限定コースですが、体験レッスンとかも考えております。
また、決まりましたらお知らせさせて下さい。
さて、レッスンでは生徒さんの要望に合わせて進めていきます。
この生徒さんは、ご自身が組まれてるバンドでコーラスをやることが多く、レッスンではコーラスのレッスンもよくやります。
コーラスって難しいですよね。
苦手だって方も多いのではないでしょうか?
コーラスはなぜ難しいのか、今日はそんなお話です。
コーラスが難しい理由を今回は3つの要因に分けて紹介していきます。
まず一つ目、一番の要因はメインメロディではないからでしょう。(当たり前じゃんって声が殺到しそてる、、すでにしてる、、)
どういうことでしょうか?
実はあまり意識したことない方もいらっしゃると思いますが、バックで流れている演奏はメインメロディが引き立つように作られてます。
なので、メインメロディとは基本的には分かりやすく歌いやすいのです。
学校のコーラスで、メインパートはすぐ覚えられるのにコーラスパートってなんか覚えづらいって経験ある方も多いのではないでしょうか?
専門的になるので、シンプルに説明させてもらうと、メロディラインはバックの演奏との兼ね合いで歌いづらいメロディになることがあるのです。
そして、コーラスのメロディラインには、この歌いづらいところを通ることが多いのです。
次に二つ目の要因です。
メインメロディがあってのコーラスラインですから、規則性がないこともコーラスが難しい要因だと思います。
メインメロディには、もちろんそれぞれの曲がオリジナリティによって出来てはおりますが、やはり一種の規則性みたいなものも存在します。
このメロディラインはロックっぽいな、ボカロっぽいな、ジャズっぽいな、演歌っぽいな、とか思ったこと一度はあるのではないでしょうか?
スケールと言うものもあるのですが、ここではスケールの説明は省かせていただきます。
この規則性がジャンルを作り出す一つの要因と言っても過言ではないとい思います。
ですので、なんとなく聴きながら次のメロディ多分こういくのではと分かる時ってあるのではないでしょうか?
コーラス部分にもこの規則性があるにはあります。
ですが、普段からコーラスだけを聴いていない方には、見つけづらく、更にメインメロディに比べて規則性が少なく、その曲その曲に独自のコーラスラインが付くことが多いのがコーラスが難しい要因の一つなのです。
そして3つの要因は、コーラスのメロディを歌っても上手くハーモニーが生まれるとは限らないってことです。
メインボーカルを引き立たせるのがコーラスと言うことは、メインボーカルによってやることが変わってくると言うことなのです。
難しいですよね。笑
でも、コーラスチャレンジしたことある方の中で、なんかメロディ外してないのにハーモニーが出ないって経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ハーモニーとは色んな要素で出来上がります。(だからコーラスは楽しいのですが)
どんな、声質なのか?
どんな、ピッチなのか?
口はどうやって開けてるのか?
など様々な要素でハーモニーは出来上がるのです。
なので、自分の担当するメロディラインをただ歌えば良いと言う訳ではなく、メインボーカルの歌を聴いて判断していくことが難しく、逆に言えば一番面白いところなのです。
なので、相手(メインボーカル)の歌を聴きながらコーラスしていくと言うことが難しい要因なのです。
いかがでしたでしょうか?
書いていて、これはなかなか深く、大事なテーマでしたのでそのうちTIPPLEがやっている歌のお役立ちサイト「ウタタメ」でも深堀りして書こうかなと思いました。
ウタタメ↓
コーラス、個人的に大好きなのです。
なので、コーラスのレッスンってテンション上がるのです。
コーラスする方によってハーモニーが変わるなんて、可能性無限大です。
なんかカクテルに似てますね。(無理やりお洒落に終わってみる)
それでは!
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
青木