
こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
写真は去年の秋ライブから。
良い顔ですねえ。
歌には確実に一つだけ分かっていることがあります。
「あなたの声は世界に一つだけ」と言うことです。
レッスンで全体的に伸ばしていくことも大事ですが、その一つだけの声がどんなものか。
そこを見るレッスンを心がけてます。
そのために、TIPPLEボイストレーニングでは2つのことを注意深く見ているのです。
今日はそんなお話。
私も皆さんも世界に一つだけの声を持っています。
同じものを誰も持っていない声を鍛えると言うことは、一人一人に合ったレッスンが必要だと言うことです。
TIPPLEがマンツーマンレッスンを専門にやっている理由はそこです。
それが難しくもボイストレーニングの楽しいところであったりもするのです。
最初に、もちろん人それぞれですが「誰々のように歌いたい」って気持ちを持っている方って多いと思います。
大好きなアーティストがいて、そのアーティストみたく歌いたくて練習する。
でもそこには冒頭触れたことが壁となって現れます。
「そのアーティストも世界に一つだけの声を持っている」と言うことです。
なので、もちろんそのアーティストそのものになることは不可能です。
憧れてるアーティストになりたいって思ったこと、あるってことも多いと思います。(あー、一度ミックジャガーになってみたい)
では、ボイストレーニングとはどうやって理想に近づけていくのでしょうか?
TIPPLEではレッスンをしていくにあたって、2つの観点を大切にしてます。
・どんな声になりたいか
・どんな声を持っていて、どんな強みがあるか
このバランスがとても重要なのです。
なぜなら、「どんな声になりたいか」だけを追求し過ぎると「モノマネ」へと進んでしまう時があります。(モノマネが上手くなりたくてレッスン受ける方もいますので、その時はモノマネへの道を突き進みます)
逆に、声を活かそうだけすると、好きな音楽から遠ざかって歌を楽しめなくなる可能性があります。
たまに、好きな音楽と声がバッチリ過ぎる生徒さんもいますが、それは「ラッキー」で良いと思います。
皆さんがそうであるとは限らないのです。
そこで、この2つのバランスを注意深く見ながらレッスンしていくのです。
大好きなアーティストに近づいてほしい、だけど世界に一つだけの声を活かしてほしい
なので、こんなレッスンやってますよ。って言うのはありません。
一人一人に合ったレッスンをやっていきます。
なりたい声や歌い方とは何かを体感してもらいつつ、自分の声や強みってなんだろうってことも体感してもらう。
そのバランスの中で、一番良い「あなただけの歌」にしていく。
それが、自分の声を好きになってもらうことや、自分だけの武器を見つけることに繋がると思います。
先生たちのキャラ上、笑いが絶えないレッスンですが、何気に周到にそこを見ているのです。
そうすれば、「なりたいものにあなただけのアプローチで近づくこと」が出来るのです。
ただし、基礎があって成せる業なので、そこは皆さんしっかり身につけてもらってますよ。
それでは!
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
青木