こんにちは。

ボイストレーナーの青木です。

 

来ました。

私の大好きな「テルマエロマエ」がNetflixに戻ってきてました。(いつからかは分からないですが)

好きなんですよねーーー、とっても。

温泉、、、、、いいなあ。

 

レッスンでは色々なところにアプローチしますが、この生徒さんがチャレンジしているのは「グルーヴ」です。

グルーヴ感と言うのはどの曲にも必要ですが、今回はグルーヴ感ととても良い相性だなって言われる音楽を、そして作品を紹介します。

グルーヴ感を見直すきっかけになってくれたら幸いです。

 

グルーヴ感とは言わば「ノリ」です。

リズム感とは違います。

レクチャー記事ではないので詳しく説明しませんがこれだけ覚えていって下さい。

リズム感とグルーヴ感は違う

ここに関してはもうすぐ歌のお役立ちサイト「ウタタメ」にてアップすると思うのでお楽しみに。

 

さあ、このグルーヴ感がとても大事になり、且つグルーヴが出せればとても歌が豊かになる音楽があります。

それは「ループ進行の楽曲」です。

「ループミュージック」と言うものもあるのですが、それで調べると、多分なかなかコアな音楽たちがお出ましになるので「ループ進行の楽曲」と書かせていただきました。

 

ループ進行とは、POPミュージックにはコード進行と言うものがあります。

このコード進行が短いスパンでずっと繰り返され、その中で歌が展開していくものを「ループ進行」と呼びます。

同じことを繰り返すのですから、ドラマ性を持たせたりするのが難しく、作曲の難易度がグッと上がります。

しかし、グルーヴ感をしっかり作り、それを活かしていくことによって一種の「トランス」にも似た心地よさに包まれるのです。

身近なところで言えば、和太鼓です。

和太鼓、皆さんお祭りなどで見たことあると思います。

和太鼓はポップミュージックのような激しい展開はありませんよね?

何度も同じことを繰り返す時も多いと思います。

なのに不思議とずっと聴いてしませんか?

これが「ループの力」です。

なので、逆を言えばループ進行の曲はグルーヴ感がないと、とても単調に感じてしまうのです。

 

今レッスンでやっている曲はまさに「ループ進行の楽曲」。

前回のレッスンからグルーヴ感が出てきました。

ここからが楽しみです。

 

せっかくなので「ループ進行の楽曲」を幾つか紹介させていただきます。

今から紹介する楽曲はコード進行がずっと繰り返されるのに、その展開力とグルーヴ感の凄さを感じられると思います。

 

Shape of You/Ed Sheeran

 

Just The Way You Are/Bruno Mars

 

Popular Song/MIKA ft. Ariana Grande

 

見事に洋楽が並びましたね。笑

いや、邦楽もあるんですが、日本人の特性上、少しだけ進行変えたりする曲が多いので。

完全ループ進行の楽曲がちょっと思いつきませんでした。(いや、めっちゃあるんですよ)

例えば「JOY/YUKI」もほとんどループ進行ですが、Cメロは違うんですよねえ。

そんな感じです。

 

聴いてもらえたら「え???これ同じ進行が繰り返されてるだけなの!!?」ってその展開力と表現力に脱帽すると思います。

グルーヴ感と言う力の凄さを知ってもらえたら幸いです。

 

それでは!!

吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE

青木