こんにちは。

ボイストレーナーの青木です。

 

オンラインレッスンの受付を始めて、初めてのオンラインレッスン希望の方からお申し込みがありました。

まだ始めて数日なのですが、とても嬉しいです。

お値段以上のレッスンしますので、ぜひ楽しみにしていて下さい。

 

さて、ボーカルやっていると挑戦したいことの一つに「弾き語り」を挙げる生徒さんは多いです。

本日は、弾き語りでなかなか見落とされがちなポイントとその直し方です。

弾き語り始めたい、またはやってるけどなかなか上手くいかないって方必見です。

 

弾き語りを始めたばかりの方がよくやるのがこれです。

「つっかえる」

ミスをすると一回止まって、押さえるコードを確認して、また弾き始める。

止まりながら演奏するので、3分の曲が5分と1曲弾くのにかかる時間はどんどん伸びていきます。

そんな経験ある方も多いのではないでしょうか?

 

もちろん第一段階はこれで構いません。

パッと反射的にコードが出てこないとどうしても止まってしまうものです。

 

ただ、随分長いことここでつまづいてる方って多いのです。

要するにこうです。

コード間違えた→止まる→コード思い出す→また弾き始める

弾いてる本人の頭の中はフル回転しているので、あまり時間がかかっていることに気付きません。

しかし、弾き終わると時間がずいぶん経ってしまっている。

こんな感じです。

 

ズバリ言ってしまうと、確認には良いのですが、これは練習としてはあまり良い方法とは言えません。

では、何が良くないのか?

「弾けないから止まるんだよ」なんて声が聞こえてきそうです。

そうです、確認することはとても大事です。

問題は、「ずいぶん長いこと」これで練習することなのです。

 

どう言うことか?それはこれです。

優先順位が違う

優先順位が違うとはどう言うことでしょうか?

「間違えるたびに止まってしまう人はコードを間違えないことの優先順位が高い」

もちろんコードは間違えない方が良いでしょう。

しかし、その優先順位を高く持ってしまうと上達しづらいのです。

それは何故か?

それは結構皆さん見落としがちな、もっと大事なことがあるからです。

 

それは、「リズム最優先」これです。

先に言っておくと、こう教える先生が全員な訳ではありません。

 

ただ、「リズムとは音楽の地盤」と私は考えています。

なのでリズムを疎かにするとこんなデメリットが出てきます。

・止まりながら練習していると曲の空気感が掴みづらい。

・本番止まるわけにはいかないのに、止まりながら練習するのは本番直結の練習にならない

・リズムに問題が出やすい

やはり、地盤が緩んでは曲がガタガタしてしまいます。

 

なので、もしミスしてもリズム最優先。

リズムを止めずに、ミスしたところは気にせず飛ばしていく。

3分の曲は3分で弾ききる。

ミスしたところを反省してまたチャレンジ。

これを繰り返すことで「活きた弾き語り」が出来るようになると思います。

 

いかがでしたでしょうか?

止まりながら練習している方、多いのではないでしょうか?

 

騙されたと思ってこの練習法も試してみてください。

リズムの大切さ、止めないことの重要性も分かり、こちらの方がより本番を想定した練習が出来ると思います。

 

それでは!

吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE

青木