
こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
今日は加藤先生と打ち合わせでした。
この仕事は毎日顔合わせるとは限らないのです。
元気そうで良かったです。
時間あったので呑みに行っちゃいました。
楽しかったなー。
ドラクエやりたい。。(現在、主人公レベル32)
さて、、
レッスンは2種類の進め方をしています。
この2種類のどちらかを選ぶかが重要になってくるのです。
あなたはどっちに方がしっくりきますか?
2種類とは言っても、別々のことを教える訳ではありません。
目指し方が違うのです。
目的地までどのルートで目指すかの違いです。
それはこの2種類です。
「ロジカル」か「感覚」かです。
ここを間違えるとなかなか腑に落ちてもらえなくなってしまうのです。
なので、基本的にはどちらでいくかが重要になってきます。
もちろん基本的にです。
今回の生徒さんは大いにロジカル派。
なので、毎回しっかりと説明しております。
今出している声帯の状態や、喉の状態。
ミックスボイスやビブラートまでロジカルに説明してます。
腑に落ちてもらえるとほんと習得が早くなるのです。
ロジカル派のレッスンは、基本的に今の生徒さんの状態をしっかり伝えながらレッスンしていきます。
最初はどうしても一致しないところもありますが、毎回のレッスンの中でロジカルを通して感覚を掴んでいきます。
そのうち、身体の動きと自分の知識、感覚が一致してくると、習得へ近づきます。
自分の身体の動きを正確に知り、最大限に力を使えるようになる。
「アレクサンダーテクニック」に近い気がしますね。
逆に感覚でレッスンした方が近道と言う方もおります。
レッスンでは「こう飛ばすように」など、イメージ的な言葉を多く使ってレッスンしていきます。
抽象的だなあと思いますが、一度掴むと不思議なくらい習得が早くなります。
感覚派の方は、私が一度お手本をやって、そのままやってみると言う形でも効果を発揮してくれます。
なんで出来ているか分からない。
だけど、なんか出来る。
この感じは最初、かなり不安定ですが、レッスンが進むに連れ成功率が上がってきます。
そうやって習得していくのです。
もちろん、どっちかだけってことはありません。
レッスンによって、ロジカルも感覚もバランスよく混ぜながら進めていくのです。
ただ、生徒さんによって傾向はありますので、本人とお話しながら決めていくのです。
この生徒さんはロジカル派です。
しっかり説明させてもらって、そこから上達していっております。
今はもう少し持久力が必要ですが、だんだん声を支えられるようになってきました。
もうすぐ難易度の高いサビを歌いきれそうです。
次回のレッスンも楽しみ!
それでは!
吉祥寺・渋谷・調布のボイストレーニングスタジオ TIPPLE
青木